アメリカ(NY州)でスピード違反で捕まったら

 

2022年1月、

渡米してから初の長期休み。

 

恥ずかしい話、

スピード超過&チャイルドシート不着用で違反切符を切られてしまいました。

 

アメリカの広い国土を気持ちよくドライブしてみたいななんて

家族3人(夫と私と赤ちゃん)でレンタカーを借り、

ニューヨークを出発して、一週間かけてアメリカ北東部を周遊していた時のことです。

 

 

 

 

慣れない外国でのトラブルで、

不安になって色んなサイトを見漁りましたが

州によってルールが異なったり、違反した程度によってもペナルティが違うので

結局、私たちの場合は?分からないまま。

 

2ヶ月経って手続きが進んできたので、

悲しい思い出を備忘録的に記載します。

当事者の方?がいれば参考になれば幸いです。

 

目次

 

 

捕まった状況

 

2022年1月の年明け早々3日目のこと。

年末にニューヨークを出発して、ワシントンD.C.やナイアガラの滝を周った

旅行の最終日、

ニューヨーク州内のオールバニー(Albany)から

自宅のあるマンハッタンまで帰る途中でした。

後部座席に座っていると、

夫が急に車を減速させて「後ろ...」と言うので、

訳も分からずミラーを見ると、

アメリカンポリスがライトを点滅させてパトカーをぴったりとつけていました。え.....

 

(警察に止められた時は、

落ち着いて車を右側に寄せて止め、

警察官に怪しまれないよう、両手を見えるようにハンドルに置き、指示に従います。

運転前に勉強したことを実践することとなるとは...)

 

車を止めて5〜10分待っていると

警察官がパトカーから降りてきて、車の中を覗き込んだ後、

夫に免許証と車の登録証を求めました。

 

この時走っていたのは一般道で、

55マイル制限のところ21マイル以上オーバー。

直線道路で気がゆるんでおり

かなりの超過を叩き出しました(汗)

 

さらに、

夫に運転をお願いしている間、

私は後部座席で泣いている赤ちゃんをチャイルドシートから外してあやしていたのです。

日本と同じくアメリカでもチャイルドシートの使用は必須!なので

今回のためにわざわざ購入して設置していたにもかかわらず、ベルトを外してしまっていました...

 

(何も弁解できません.... )

 

 

警察官は

国外免許証と日本の免許証、車の登録証(レンタカー屋さんから受け取った紙?)を受け取ると

一旦パトカーに戻り、

切符を手にして戻ってきました。

 

👮「これを裁判所に送るように。運転気をつけて!」

 

 

 GUILTY or NOT GUILTY?

 

この先一体どうなるの...?? 直前までの旅行気分はどこへ....

ですが一旦頭から切り離して、家まで安全運転に集中。

帰ってから切符を熟読したところ、

Guilty か Not Guilty かを裁判所にPlead(嘆願)しなければならないらしい。

 

結局、我が家は、

違反切符の右半分

「SECTION A - PLEA OF GUILTY」に署名

「SECTION B - PLEA OF NOT GUILTY」に大きく☓を書いて

裁判所に郵送しました。

 

他の方の記事を読むと、

例え違反があっても「Not Guilty」を選択する人も多いようです。

その場合、通常は裁判所に出廷して無罪を主張します。

さすがアメリカ、主張する人には、違反マイル数を減らしてくれて罰金を減額してくれるとか...?

我が家の場合は

・出廷先が車で1時間半の場所で、行くのに時間とお金がかかること

・違反マイル数が多すぎて、数マイル大目に見てもらったところで、一段階下の罰金区分に入れないだろうこと

の2点から

素直に罪を認めて提出しました。

 

にしても、人生で初めて公にGuiltyだとPleadするのは

(書類上は夫の名前ですが)

何とも言えない気持ちになります。

 

 

恐ろしい請求額

 

それから1か月後、

裁判所から、

罰金として609.25ドル(ネットで支払い可)

 

さらに、

ニューヨーク州の自動車部署(Department Of Motor Vehivles)から、

「免許証を止められたくなければ支払え」とのことで

Driver Responsibility Assessment」として

525ドル(3年間の分割、ネットで支払可)

 

なんと、

合計1,134.25ドルの請求が

郵送で届きました。

 

2つ目の「Driver Responsibility Assessment」は、

NY州HPによると、違反点数が過去18か月で6点を超えると課されるもので、

6点を超えると1点毎に300ドルに追加で75ドルが加算されます。

今回は、おそらく

スピード違反(21~30マイル超過) → 6点

チャイルドシート違反 → 3点

と違反が重なり高額になりました。

 

まとめ

 

出費が痛い...

気持ちはお通夜状態です。

 

その後、罰金代を家計から捻出するため、

食費やおこづかい代をかなり節制しました...

 

年明け早々、自分を呪いましたが

 

ただ、初めての海外での長期ドライブ旅行で、

命があり、無事に帰宅できたことがよかったと思います。